樹木葬の費用相場とは?その内訳と金額を抑える5つのポイントを解説 

樹木葬の費用相場とは?その内訳と金額を抑える5つのポイントを解説 


近年人気がある「樹木葬」ですが、「費用はどれくらいかかるの?」と気になる方も多いでしょう。樹木葬は墓石を建てる一般墓と比べると安価ですが、種類によって費用相場が異なります。
今回は、樹木葬の費用相場や内訳、費用を安くするポイントを紹介します。できるだけ安いお墓を探している方、樹木葬の種類別の費用を知りたい方は、ぜひご一読ください。

■樹木葬の費用相場はいくら?  

樹木葬の種類は、個別型、集合型、合祀型の3種類に分けられます。供養方法がそもそも異なるので、その違いを理解したうえで選ぶようにしましょう。

◇個別型樹木葬の費用相場

個別型樹木葬の費用相場は20~150万円程度です。区画は個人単位、または家族・夫婦単位で使用する形です。シンボルとなる樹木は1つの区画ごとに用意され、好きな樹木を選べる場合もあります。ただし、安置期間を過ぎると合祀される場合が多いでしょう。

◇集合型樹木葬の費用相場

集合型樹木葬の費用相場は15~60万円程度 です。シンボルは他の契約者との共有ですが、区画が分かれているため、あとからでも遺骨を取り出せます。集合型の場合も、一定期間を経ると合祀墓に移されるケースがほとんどです。

◇合祀型樹木葬の費用相場

合祀型樹木葬の費用相場は5~20万円 程度です。シンボルは共有で、遺骨も他の契約者と一緒に埋葬されます。費用は安く抑えられますが、埋葬後は遺骨を個別に取り出すことはできません。

■樹木葬に必要な費用の内訳

 
樹木葬を検討しているなら、以下の費用内訳をおさらいしておきましょう。

◇永代使用料(墓地使用料)

永代使用料(墓地使用料)とは、土地を使用する料金のことです。個別に区画を利用するのか、複数人で利用するのかなど、樹木葬の種類ごとに必要な費用が変わります。

◇永代供養料

一般墓の場合は、継承者がお墓の管理・供養を行ないますが、樹木葬の場合は「永代供養」の形が一般的です。霊園や寺院に遺骨を永代管理してもらうために、永代供養料を支払います。

◇埋葬料

埋葬料とは、遺骨の埋葬にかかる費用のことです。樹木葬の初期費用に埋葬料が含まれているケースもありますが、納骨のたびに埋葬料が必要なケースもあります。家族や夫婦で利用する予定の場合は、最初の契約時に詳細を確認しておきましょう。

◇年間管理料

年間管理料とは、霊園・寺院の設備管理や運営に使われる費用のことです。個別型や集合型の場合は、毎年管理料を支払うケースが多いでしょう。永代使用料(墓地使用料)に含まれるケースや、そもそも管理料が不要なケースもあるので、事前の確認が必要です。

◇彫刻料(銘板料)

樹木葬では、故人の名前を記した銘板や墓誌(石碑)などを設置することがあります。銘板や墓誌を設置しない樹木葬の場合は、彫刻料(銘板料)はかかりません。初期費用に含まれる場合と、オプション費用として追加される場合があるので、契約時に確認しましょう。

■樹木葬の費用を抑える5つのポイント

 
樹木葬の費用をできるだけ安くしたいなら、以下の5つのポイントを確認しましょう。

◇運営主体

樹木葬の運営主体としては、地方自治体が運営する「公営霊園」、民間企業が運営する「民間霊園」、寺院が運営する「寺院霊園」の3種類があります。費用面を重視するなら、公営霊園がおすすめです。

◇立地・交通アクセス

樹木葬の費用は、立地条件によっても大きく変わります。都心の一等地や交通アクセスの良い場所は金額も高めなので、予算に合わない場合は条件を少し緩めてみましょう。郊外の樹木葬は山林に埋葬する「里山型」がほとんどであるため、「都市型」と比べると費用を安く抑えられます。

◇埋葬する人数

樹木葬の場合は、埋葬する人数の分だけ費用が必要です。夫婦単位・家族単位など、埋葬する人数に合わせて区画の広さを選びましょう。

◇埋葬方法・個別の安置期間

樹木葬の費用を抑えたいなら、他の契約者と一緒に埋葬する「合祀型樹木葬」が適しています。遺骨をあとから取り出したい場合や、のちに改葬する可能性がある場合は、「集合型樹木葬」を選ぶとよいでしょう。個別の安置期間が短いほど金額は安くなるので、その点も含めた検討が必要です。

◇オプション プラン

樹木葬の契約をする際には、彫刻や銘板(ネームプレート)の費用を確認しておきましょう。文字以外にイラストを追加することも可能です。使用する銘板の素材やサイズ、彫刻する内容によって金額は変動します。


■まとめ

樹木葬を検討するなら、まずは樹木葬の種類とそれぞれの費用相場を理解しておきましょう。

大体の費用相場がわかったら、複数の樹木葬を見学して見積もりを依頼するのがおすすめです。見積もり依頼の際は、初期費用以外に必要な費用はあるか、安置期間は何年かという点を確認しましょう。

また、費用も大事ですが、お参りのしやすさや手入れのしやすさなども大切です。契約したあとをイメージしながら、しっかりと供養できる樹木葬を探していきましょう。

岩崎石材では樹木葬以外にも納骨堂や一般墓、永代供養墓と多種多様なお墓をご用意しております。
お墓の事でお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

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